二宮 尊徳の名言:翁曰、大事をなさんと欲せば、小さなる事を、怠らず勤むべし。小積りて大となればなり。

二宮 尊徳(にのみや そんとく、にのみや たかのり)の名言
翁曰、大事をなさんと欲せば、小さなる事を、怠らず勤むべし。小積りて大となればなり。


江戸時代後期の農政家で思想家でもあった
二宮 尊徳の名言です。

昔の人の名前なので読み方は独特ですが、
にのみや そんとく、と読みます。
諱である「尊徳」は、
正確には「たかのり」と訓むそうです。

二宮 尊徳という名前よりも
二宮 金次郎という通称の方が有名かもしれませんが
これも正確には「金治郎」と表記するそうです。

薪を背負いながら本を読んで歩く姿が印象的ですが
実際にこのような姿で歩いていたかどうかは
分からないそうです。

その二宮 金次郎はたくさんの名言格言を残しています。

ここで紹介する名言
二宮尊徳、『二宮翁夜話』巻之一の一四に記されています。

この名言には続きがあり、
「凡そ小人の常、
大なる事を欲して、
小さなる事を怠り、
出来難き事を憂ひて、
出来易き事を勤めず。
夫れ故、終に大なる事をなす事あたはず。
夫れ大は小の積んで大となる事を知らぬ故なり。
譬へば百万石の米と雖も、粒の大なるにあらず、
万町の田を耕すも、其の業は一鍬づゝの功にあり、
千里の道も一歩づゝ歩みて至る、
山を作るも一ト簣の土よりなる事を明かに弁へて、
励精小さなる事を勤めば、大なる事必ずなるべし。
小さなる事を忽せにする者、大なる事は必ず出来ぬものなり。」
と続きます。

200年以上も昔の名言ですが現代語に訳すと
「翁は言った。大きな事をしようとするなら
小さなことも軽く考えずに
真面目に取り組まなければならない。
小さなことが積み重なって大きなものとなる。」
となります。

続きの部分は
「しかし小さな人間ほど
大きな結果を望む割には小さな努力を怠り
うまくいかないことに機嫌を損ね
できる事もやろうとしない。
だから最後まで何もできずに終わってしまう。
これは小さな物の積み重ねが
大きなものを作り上げるということを知らないからだ。
例えば百万石の米といえども米の粒が大きいわけではないし、
どんなに広い田んぼも
一鍬づつ鍬を入れることによって耕され、
千里の道も一歩一歩歩いて行くことによってたどり着くことができ、
大きな山も一簣の土が集まって作られている。
このようなことを頭に入れて
小さなことから頑張っていけば
最後には大きな成功を収めることができる。
小さなことを疎かにする者は大きな結果を得ることはできない。」
という意味になります。

この名言を知って
ますます二宮 金次郎を尊敬するようになりました。
関連記事

テーマ : 名言・格言・ことわざ
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 二宮尊徳の名言 翁曰、大事をなさんと欲せば、小さなる事を、怠らず勤 二宮尊徳 にのみやそんとく にのみやたかのり 名言 大事 小さなる事 二宮金次郎

コメント

Secret

スポンサーリンク

プロフィール

名言&格言

Author:名言&格言
名言と格言を紹介してます

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク